コラム

no.047
人事の仕事は好きですか?

2017年12月25日 | 取締役 菅桂次郎

先日、今年の漢字として『北』が発表された。この企画をはじめとする、年末を感じさせる恒例イベントを目にすると、「また今年もあっという間に一年が過ぎてしまった」という気持ちになる。皆様にとっての今年は、どのような一年だったでしょうか。

私自身の今年一年を振り返った時、「邂逅」という言葉に集約される。

プライベートでは旧友や幼馴染、過去に読破した本や音楽との再会、ビジネスでも多くの方々とご縁を頂戴し、ご一緒させていただくなど、これまで以上に様々な方との出会いに恵まれ、多くの刺激と熱量をいただいた巡り合いの一年であったと思う。

今回のコラムでは、多くの出会いの中で刺激を受けたことを紹介するとともに、「皆さんは人事の仕事が好きですか?」という問いかけと合わせて、この一年を締めくくっていきたいと思う。

まず一つ目は、11月末に機会をいただいたお客様企業の社長との対談である。以前からお会いしたいと思っていた方であり、ようやくご挨拶に伺うことができた。そして、実際にお会いし、様々なお話をさせていただく中で強く感じたことが、「社員のことを愛しているな」ということ。

大局的な枠組みから思考・発想することはもちろんであるが、きめ細やかに個々の社員の事にも目を配らせていると感じることが多く、ある意味で経営や人事の原点に立ち返ることができ、非常に有意義な時間を過ごさせていただいた。

二つ目は、急成長企業の人事執行役員の方と実施したトークイベント。「最高のチームを創ること」をミッションとされており、強い信念を持って、我が事として邁進しているエピソードは、多くの気づきと熱量を与えてくださった。

何よりも、組織と組織の間、人と人との間に落っこちそうな様々な問題に対し、「人事がやらねば誰がやるのか」という考えのもと、その解決に立ち向かう一貫した姿勢から、改めて「人事の仕事とは何か」という自問へと繋がった。

他にも、本当に多くの方々との出会いを頂戴し、私自身も大いに刺激をいただいたのだが、その根底にあるものは、「自身の仕事への誇り」であったように感じる。古い言い方かもしれないが、強い職業意識によるプロフェッショナルとしての誇りが、結果として周囲に強い影響力を発揮していくことに繋がっているのだと思う。

要は、「人を動かす術」を学ぶ前に、「人に好影響を与えられる」ように自分を磨き続けることが重要なのだと強く感じた一年であった。

改めて皆さんにも問いたい。
「いまの仕事に誇りを持っていますか?」
「人事の仕事は好きですか?」

来年も、多くの企業、多くの人事、多くの皆さん、そして我が社の社員を含む多くの同志と共に、自分の仕事に誇りを持ち、最高のチーム創りに邁進していきたいと思う。

今年一年、本当にありがとうございました。

末筆ながら、年の瀬にあたり、皆様におかれましては、新年が更なる飛躍の年となりますよう、心からお祈り申し上げます。